福岡県警察歌のご紹介
福岡県警察歌の歴史
福岡県警察歌は、警察官の士気を鼓舞し、警察官としての自覚を促し、団結心を高める目的で制定されたもので、作詞及び作曲については一般公募により決定しました。
昭和29年7月に行われた作詞の公募に対し、締め切り日の8月までに、北は北海道、南は鹿児島と、全国から200編余りもの応募があり、厳正な審査の結果、田川市居住の方の作品に決定しました。これに引き続いて行われた作曲の公募に対しては65編が集まり、審査の結果、小倉市居住の方の作品に決定しました。
そして、昭和30年7月1日、県警察発足1周年記念式典に引き続いて福岡県警察歌がお披露目されました。
この福岡県警察歌には、新警察制度の下、都道府県警察として新たな一歩を踏み出した福岡県警察の使命と職責が力強く宣言されているとともに、県の美しい自然の姿が歌詞には盛り込まれています。その親しみやすい軽快なメロディは、口ずさむたびに私たち福岡県警察職員全てに、地域と県民に寄り添い、安全・安心を守っていく決意を新たにさせてくれます。
福岡県警察歌
- 雲湧きあがる 筑紫路の
山河さやけき このあした
公安の道 ひらくもの
団結の旗 かざすもの
おゝ福岡県 警察の
溌剌こぞる 意気をみよ - 治安の務め 一筋に
愛と正義の 手をのべて
民衆の幸 招くもの
希望の光 灯すもの
おゝ福岡県 警察の
献身捧ぐ 熱意見よ - 平和を希う 県民の
熱き輿望に 応えつつ
暴力の不義 砕くもの
秋霜の厳 示すもの
おゝ福岡県 警察の
烈々燃ゆる 至誠見よ - 潮は叫ぶ 玄海の
崇き理想を 目指しつつ
あらしにたえて 励むもの
栄えある郷土 きずくもの
おゝ福岡県 警察の
堂々進む 行手見よ