皆さんこんにちは、小倉北警察署長の磯辺芳文です。
 7月1日の小倉祇園太鼓打ち初め式まであと2週間に迫り、業務終了後の時間のある時は、道場に上がり、米町からお借りしているバチで太鼓を叩き、備えをしています。
 先日、昭和町の雨水貯留管完成記念式典に出席させていただきました。10年の歳月をかけ、25メートルプール26杯分の雨水を貯めることができる、全長約1.5キロにわたる貯留管の工事等に携わったすべての方々に敬意を表したいと思います。周辺住民の安全・安心の確保のため、豪雨災害が予想される時期の前に完成に至ったということは、非常に意義があるものだと感じております。
 5月に実施された県警察剣道大会では、男女とも厳しい稽古の成果を発揮して大健闘しました。特に3人が出場した女子個人戦では、1人が優勝、2人がベスト8と目を見張る成績を残してくれました。
 今月行われる柔道大会でも小倉北区の治安を守る警察官として力強い試合をしてくれるものと期待しています。
 当署では、署員教育の一環で、月1回、部外講師を招聘し、講演を行ってもらっています。
 4月は少年、少女の立ち直り支援に「人は出会いと環境で変わる」との信念で取り組んでいる田川ふれあい義塾の工藤良様、5月は一人娘さんを殺人事件で失いながらも、被害者のご遺族の心情を一人でも多くの人に伝えたいとの信念を持ち、また若者に夢を持つことの大切さを語りかけている福島敏廣様の講演を受講しました。福島様の講演を拝聴し、私を含め署員は、自分の家族等に思いを馳せ嗚咽するとともに、自分の周りから犯罪被害者を出さないという思いを更に強く持ちました。そして6月は7月の小倉祇園太鼓の警備に向け、警備につく私たち署員が祭りの歴史や意義等を知る必要があるものと考え、保存振興会の皆様に実演を含めた講演を行っていただきます。
 これから梅雨時期を迎え、県下では豪雨災害や雨の影響による交通事故等の発生が予想されます。また、先日は繁華街の健全性を確保するために、本部生活安全部、暴力団対策部等と連携し、風営法違反で5人の被疑者を検挙しました。
 今後も小倉北区に関わる方々のご意見を伺いながら、しっかりと備えをして、戦略的な警察活動を展開していきたいと考えています。
 引き続き500人の署員が、ONE FOR ALLの精神で、ONE TEAMとなり、小倉北区に関わるすべての人々の安全・安心の確保に向けて、全力を尽くして、各種業務に取り組むよう、しっかりと舵取りをしてまいりたいと思います。
 



   

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