歩車分離式信号機について
歩車分離式信号機設置の考え
・歩車分離式信号は歩行者と車両が交錯しないことから
安全面では優れています。
しかし、歩行者と車両を分離して通行させるため、
信号の待ち時間が長くなることで歩行者の信号無視や交通渋滞が発生するおそれもあります。
・歩行者が十字路交差点(下図参照)を対角へ進みたい場合には横断歩道を
2つ渡らなければなりませんが、多くの歩車分離式では横断歩道を1つ渡ることができる秒数しか確保できません。 そのため、信号周期の長い信号を
2回待つことになります。
スクランブル式交差点について
・スクランブル式交差点にした場合、斜めの横断が可能となり歩行者の利便性は向上する反面、横断距離が長くなるため横断秒数の延長が必要となるため、
交通渋滞の悪化、自転車と交錯する交通事故のリスクが高まります。・歩車分離式やスクランブル式の導入にあたっては、
交通量や交差点形状などの条件から総合的に判断しています。
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